仏像の取り扱いと処分方法
木造だったらまずはこれ。
- 水濡れ厳禁!
- 直射日光厳禁!
下手をすると割れます。気を付けてください。
さて、仏像には大抵台座が付属しますがもし無い場合、敷き布や小座布団のようなものの上に乗せ、直に置かないようにしましょう。理由は、それが「仏」であるから。敷くものなく足を着けさせるのは失礼だそうです。人形とは違うんですね。だから台座がないとせっかくの仏像が「台無し」なんだって(なるほど)。
役目の終わった仏像を収めるには私の知っている限りでは以下の3つがあります。
- お寺や神社で供養してもらう
- 大切な者が亡くなったときに棺へ入れて共に火葬供養する
- 清浄な土の上で燃やし灰を埋めて大地へ還す
以上は木造の場合ですが石造の場合も同じように、寺社で供養してもらってから石を廃材として処分するのがいいと思います。詳細は一度寺社に問い合わせてみてください。
もしも、仏像が突然割れたり異変が起きた場合はすぐに寺社にて供養してもらう方がいいと思います。
仏として作られ、仏として扱われてきた物はそれがどんな外観であれ、最後まで仏として扱う必要があります。小さくても簡素でも神仏は神仏です。礼を欠いた扱いはくれぐれもなさいませんように。感謝を込めて収めてあげてください。