天先案内人とは
- 感情の揺れを鎮めてくれる存在
- 共に生き、共に暮らしてくれる存在。
- 何があっても、どんな時も味方でいてくれる存在。
- 人生が終わる瞬間までそばにいてくれて、この生を終えた後も天までの道を共に昇ってくれる存在。
そんな心の杖を提供すべく、小さな仏さまを創っています。
私が作るのは、棺に入れることもできる小さなお地蔵様。また、慈母像のこまりちゃんは宗教に関係なく持つことができるものです。それから素材は大井川ひのき。木の生命を無駄にすることなく使い切りたいとの思いで続けています(詳細は こだわり へ)。
それはただ置いて鑑賞するだけにとどまらず、心が揺れたら手に取りなでて心を落ち着かせ、愛する者が亡くなった時には棺へ共に入れてやり「このコ(この人)をよろしく」と送り出せる存在としてです。目指すは「使える」お地蔵さん。
重たく辛い看取りもあれば、爽やかで心洗われるような看取りもあるでしょう。どんな状況であっても、大切な者を見送る役目が果たせるよう、そしてその後に亡き大切な者からのギフトが受け取れるよう、心身を整えるお手伝いができればと思います。
水先案内人は船が港まで無事に着けるよう道案内してくれます。亡くなった者の魂を天国まで導いてくれる心の灯としてお地蔵さんを提供したいという想いの下、このサイトを天先案内人(そらさきあんないにん)と名付けました。
死を意識することのない日常生活でももちろん、小地蔵さんは活躍しています。看取り期の心の支えに、日常生活のお守りや話し相手に、旅や通院のお供に、小地蔵さんと暮らしている方々の様子はブログにて紹介していきます。
命と向き合うことは己の人生と真摯に対峙することでもあります。そのお手伝いができれば幸いです。