曼殊院門跡

2019年11月5日 [CAT雑記] [要素:, ]

松久さんの仏教美術展を見に今年も京都へ。今回は、午前中はひとりで、午後はご朱印集めを趣味にしている友人と一緒。

美術展はさすがに見応えのある作品がたくさんあって、わざわざ京都まで行って良かったなぁとしみじみ思いました。プロだけでなくアマチュアの方の作品も惹きつけるものが多々あり。そして宗琳さんの十一面千手観音なんて思わず拝んでしまいました。なんとまあありがたや、な仏さん。手を合わせたくなる仏像ってこういうものなんでしょうね。

京都はちょうど秋のライトアップ期間中でして、それ目当てに曼殊院へ。京都駅から北東方向へ修学院離宮近くの静かなお寺でした。枯山水が好きな私の好みにぴったりの、渋くてかっこいい厳かな佇まい。また友人にとってはここのご朱印は「当たり」だったようです。

曼殊院門跡枯山水庭園 昼

昼の庭園


曼殊院門跡枯山水庭園 夜

夜の庭園

本当はもっときれいです。でもできればもう少し、左手前の照明を暗くしてほしいな。その方が庭が映えるから。

日暮れのライトアップと共に声明(しょうみょう・お経に節をつけた歌のようなもの)が奥からかすかに聞こえてきて、庭を眺めながらありがたい時間を過ごしました。全てが洗われたような気持ちになりました。

午後4時頃到着して6時まで滞在し、さて帰ろうと(友人に)タクシー会社に電話してもらったら「連休の夜で混んでいるのでかなり待ってもらいます」だって。しまった、連休をなめてた…。

結局、歩いて山を下り(徒歩15分くらい)、白河通りでバスに乗って地下鉄の国際会館駅へ出ました。10分おきくらいにバスがあるので困ることはないと思います。ですが、連れがいて良かったです。治安は悪くないけど暗くて寂しい道なので。それに友人が一緒だったからタクシーを使うこのお寺に行けたようなものだし。

一人旅も楽しいけど二人旅も楽しい。

今回の旅で気付いたこと。私は一人で行動するのが好きですが一人旅が楽しいのは、その旅の話ができる友達や家族がいてこそなんですね。誰にも話さないで一人旅してるだけだと私は楽しめないんだなと。
そういう意味で、東京行きはいつもあちらの友人が途中に合流してくれるからそのおかげで、一人の部分もあんなに楽しいんだと分かりました。帰宅後に話を聞いてくれる夫がいるからこそ、一人旅も二人旅も更に楽しいんだってことも。

ななや

2018年11月9日 [CAT雑記] [要素:, ]

藤枝市のお茶屋さんで出している抹茶アイスクリームが大人気とか。東京出店のニュースを聞いたことがありますが先日、京都でも「ななや」を見つけてびっくりしました。仏教美術展会場の京都文化博物館近くにあります。

本店の前を通ることもありますが食べたことはありません。いつ見ても車と人がいっぱい。その混雑を見ただけで近寄りたくないと思ってしまうので。都会の人は並ぶことを厭わないみたいですが田舎でそれって結構珍しい光景です。

そういえば上野ではたくさんの行列を見ましたっけ。飲食店でも美術館でもあっちこっち。本当に街の人って行列平気なんですね。車の渋滞も気にしないみたいだし。人の多い所で暮らしていると混雑に慣れるんでしょうか。

それはさておき、京都ななやの前に行列はありませんでした。宇治茶の産地が近くにあるのに、京都で静岡のお茶製品を食べる必要もないのかな。東京で売れたからといって関西で売れるとは限らないし。でも、あえて難しい場所で店開きしたのかもしれませんね。

以上、地方の地味なお茶屋さんの店が全国展開していてびっくりした話でした。

京都駅への向かい方(案)

2018年11月7日 [CAT雑記] [要素:, ]

今年も京都は混んでいました。そして噂に聞く「激混み」なバスに今年は乗りまして、やはりすごーく混んでおりました。清水道から京都駅へ向かうのに、一瞬ためらうほどに。ちなみに去年は地下鉄のみの1日券を買ったのでバスは使っておりません。

帰りのルートをしばし考えました。京都駅の北側・七条口へ向かう道は渋滞するようです。かつ、バスの中もぎゅうぎゅう(バスを待つ人の数がすごい)。とてもじゃないけど乗る気にはなりません。だったら去年と同じく地下鉄で京都駅に入ればいいじゃんって思いまして。

以下は、京都市内の地下鉄・バス1日券を使ったルートです。※他にも乗り降り自由の乗車券はいくつかあります
京都市 地下鉄・バス1日券

清水道からだと、北上して岡崎方面へ向かい地下鉄東山駅で乗り換えるか、南下して地下鉄九条駅(大石橋)で乗り換えればダブルの混雑は回避できます。実際、今回は南下するルートを使いましたが地元の人しか乗らないみたいで、バスも道も快適でした。時刻は午後5時前くらい。南下ルートは京都駅八条口を通るバスもたまにあるみたいです。

八坂神社から西へ向かう四条通でバスを降りて阪急河原町から電車に乗る方法もあります。私は1日券の範囲で考えたので阪急は使いませんでしたが、民営の電車を組み合わせればもっと便利かと。四条通りを進むバスだと、1日券を有効活用するなら地下鉄四条駅まで行って地下鉄に乗ることもできるものの、それだと道が混むと思われます。

いずれにしても京都駅前へは車で乗り入れない方法をおすすめします。間違っても田舎の人は清水方面から京都駅七条口へバスで向かいませんよう。げんなりぐったりすること請け合い。あれに乗るくらいなら、清水からだったら歩いた方が早いかも。3km弱ありますけど。

ところで1日券、便利でしたよ。採算が取れるかどうかより、いちいち支払いをしなくていいのと、バス停1つ分でも気軽に乗り降りできて歩く距離を減らせるのがナイス。結果的にはこまめにバスを使ったおかげで元をしっかり取りましたし、あまり歩くと手が痛むのでその点でも助かりました。

清水三年坂美術館@京都

松久佛所の仏教美術展を見に、今年も京都へ。もちろんその美術展も良かったし、会場となった京都文化博物館近くにある京都伝統工芸館も学生さんの力作が結構並んでいてよかったのです。でも今回は三年坂美術館が私にとってはピカイチ☆

HPによると「清水三年坂美術館は幕末、明治の金工、七宝、蒔絵、薩摩焼を常設展示する日本で初めての美術館です。」とのことで、私は象牙彫刻の人形をパンフレットで見て以来行きたいと思っていました。今回はその人形展示はなかったものの、存分に楽しみました。

展示のしょっぱなからのけぞるほど精巧に作られた金属工芸のカマキリやキリギリスが。昆虫って確かに足がギザギザしてるよねぇと思いつつ感嘆。

根付なんて、数ミリの小さな小さな顔にきっちり表情まで彫りこまれているのです。一体どうやって彫ったのだろうと思うほど。肉眼では見えないので持参した単眼鏡が大活躍。ここへ行くなら拡大鏡を持っていきましょう。なくても美術館でレンタルできますから絶対借りてください。

小さくて精巧な細工が好きな人にはたまらないと思います。私は展示のガラスにへばりついて単眼鏡を見続けました。とてもとても面白かった!先日見た高円宮コレクションとはまた違った趣です。

この日、最後は建仁寺の枯山水の庭を見て1時間もボーっと過ごしました。何もないのが好きなのです。庭園も池泉回遊式(よくある日本庭園)より枯山水が好き。できることなら家の中も何もない状態にしたいくらい。いや、それだと生活できないですけどね…。
建仁寺枯山水の庭

拝観した内容はとても面白かったのだけど、京都は人が多く、そのせいか寺社にいてもざわついた空気に覆われているような気がしてどうも落ち着きません。行き先にもよるのでしょうが正直、しんどいなぁと思いました。東京とはまた違う疲れ方なのです。東京も疲れますが神仏の在られる場所に入ればリフレッシュできます。京都で見たいものはあるけどこの環境に長居するのは…。来年どうするかはちょっと悩むところです。

仏像を運ぶ人

2018年10月26日 [CAT仏像彫刻周辺の話] [要素:, ]

NHKの「サラメシ」という番組で、トーハク・大報恩寺展に展示される仏像運搬についてやっていましたね。番組のメインは運搬者の昼飯ですが運搬作業についても詳しく紹介されていました。

六観音

これもTVに写ってた

東京へ行ったとき、友人と長浜観音ハウスでビデオを見ながら運搬についても話したのですよ。運送会社に文化財専門の部署があるそうで、知識・技術・経験を備えた人たちが梱包して運ぶんだね、と。サラメシの内容はまさにそれでした。

こういう作業ってなかなか目にすることはないので面白かったし、すごいなぁと思いました。でももし自分がそういう仕事をしていたら、業務前日は眠れないだろうな。私なんかはプレッシャーでつぶれるかもしれません(^^;

もし再放送があったら興味のある方はぜひ。