電動彫刻刀の替え刃

2019年5月22日 [CAT仏像彫刻周辺の話] [要素:, ]

以前から使っているリョービの電動彫刻刀、ここにきて大活躍です。

やっと光背を彫れる

お仲間がオートマックの電動彫刻刀を使っていて、刃幅の広い相透が彫りやすいと教えてくれました。私が持っているリョービ製品と同じチャックなら買いたいと思ったのですが残念ながら互換性は無し。でもどれだけ楽に粗彫りできるかは試させてもらって実感しました。

で、見つけましたよ。リョービ製と互換性ある替え刃を。プロクソン製の替え刃はチャックの形状が同じで使えます。いやー、うれしい。オートマック製は高機能・多機能でとても魅力的だけど本体が4万円くらいするんで、さすがに買うのをためらいまして。

ちなみに大きな違いはモーター性能だそうです。ノンストップで使えるのがオートマック。15分以上連続して使うと焼けちゃいそうなのがリョービ。刃の材質も違います。オートマックは値段が高いなりの高品質です。

ま、それはいいとして。あんまり使いやすかったので浅丸14mmも追加注文しちゃいました。手の力が衰えてきた方、力を入れられない方、電動彫刻刀(幅の広い刃)はおすすめですよ。ルーター(リューター)を買って削ってもみましたが全く足りないというか。買うならルーターより電動彫刻刀です。刃は砥げば長く使えます。

替え刃のみならメール便で送ってもらえる店があって1000円程度で購入できました。ありがたや。

尚、電動彫刻刀を使う時は左手に耐刃手袋が安全です。もし刃が当たったら大ケガしますのできちんと保護してください。私が使っているのはファルフィットという商品です。

以上、7ヶ月ぶりの仏像彫刻に興奮冷めやらぬ私でした。うれしさのあまり、手を使い過ぎないよう気を付けます。

悩みがほどけて前向きになれる場所

2019年5月16日 [CAT仏像彫刻周辺の話] [要素:, ]

旅行中、手の状態がだいぶ良くなって、「これなら間もなく治るのでは」と期待しました。が、帰宅して日常に戻ったら逆に悪化。これ、さすがにかなり落ち込みました。しかも落ちたまま戻れない。どーーーーーん。

それが、同好会へ行っておしゃべりしていたら何だか元気が出てきて、新しい視点から対策を考えたりまた前を向くことができました。

ケガの事なんて話してないのに。たわいもない話をして笑っていただけなのに。仏像仲間、恐るべし。

ところで今ある手指の痛み、50歳前後の更年期にある女性が患う症状なんだって!どんぴしゃですわ。ホルモンバランスが急激に変わったことに体が対処しきれなくて関節の状態が悪くなったりするらしい。症状がどこに出るかは生活様式や体質による。

そうだよねぇ。だって治らないのがおかしいと思うほど、手を大事にしてるもん。痛める程使ってないし。使い過ぎが原因ならとっくに治ってるはずなのに悪化するって、どういうこと?問題の根っこは手じゃないんだな。

思ったより長引くのかも。いやもう十分長引いてるけど。だからこれからは、この状態でいかに負担をかけず彫るかを探っていきます。

少しずつ動き始めたいが…

2019年4月22日 [CATshopのあれこれ] [要素:, ]

オンラインショップ・Creema 共そろそろ在庫切れが増えてきまして、作って補充したいなぁと思いつつ、なかなか思うように手が動かなくてもどかしい毎日です。以前と比べたら手の機能的には50%くらいかな。

それでも、彫りたいなぁ。

現状で彫り始めるなら機械の力を借りないと難しい。粗彫りではミニルーターを導入することも考えています。できる事なら全て手作業でやりたいですが、それをしたら手が完全に壊れそう。指先に力を入れられないので前みたいに力任せな動作はできません。
それに、いずれ年取ったら手の動きも筋力も衰えるわけだから機械に助けてもらうことになるでしょうし、それを考慮すれば長く続けるためには、今のうちから手の負担を極力減らすような作り方をしていくのも悪くないかなと考えを改めました。
6地蔵 de 訳あり

先輩たちの声から判断するに、仏像彫刻ができるのはあと30年ほど。有料で提供できるレベルの作業ができるのはもっと短いでしょうから、せいぜい25年くらいかと思います。

それでもこれからの30年を、仏像彫刻を楽しみながら必要としている人にも提供しながら生きていくには、助けてくれる物があるなら使いましょう。自力で頑張れば何とかなると思っているうちは乗り越えられない問題も、できない事を受け入れて「できない」を前提に対策を講じれば乗り越えられます。多分ね。

何故いつまでも指先が痛むのか

2019年3月7日 [CAT雑記] [要素:]

病院で検査するも、骨にも神経にも問題なし。なのに何故、怪我から5ヶ月近く経ってもまだ指先が痛いのか。しかも、あまり痛くない時もたまにあったりして痛みが一定じゃない。なんでやねん。
医者は答えてくれませんが自分で見当をつけて納得いたしました。もしかしたら誰かの役に立つかもしれないので書いておきます。

まずは指先を見ればわかるかも。こういう写真が苦手な人も多いみたいなので見たい人はクリックしてください。

新しく生えてきた爪は変形していて指にきつく食い込んでいるのです。この爪の先に圧迫されて痛いのだろうと考えました。実際、爪が伸びてきて正常な位置に近くなるほど痛みは和らいできました。完全に生え変われば、あるいは変形がなくなれば、痛みも消えると期待してます。

ちなみに爪の右半分はまだくっついています(写真でも奥にちょっと見えてます)。痛めたのが左側の指先だったために左だけ爪が切れました。指先の右側に痛みはありません。

そして問題はもう一つありまして、指先をかばって関節の位置で物を持ったり力をかけたりしたため、節の部分・腱鞘(けんしょう)が腫れて肥大して腱鞘炎を起こしました。これはこれで手当てをしていて、指先の痛みが取れればそれをかばう必要もなくなるのできっと治るだろうと思われます。もうかなり良くなってきております。

指先は仕方ないとしても腱鞘炎は生活の仕方で避けることもできたはず。私は治りかけてはまた痛めることを繰り返してしまいました。
慢性的にこういう疾患を抱える人は体全体に力が入って常に力んでいる場合が多いのだそうです。いつも緊張状態で暮らしているんだって。何かを握りしめるような生き方はやめましょう、と腱鞘炎で検索したサイトに書かれていて、ちょっと胸にこたえました。

目の見えない鍼(はり)医さん

2018年12月3日 [CAT雑記] [要素:]

10歳の時、ひどい捻挫をしました。実家の菩提寺が近くにあり、その山門へ登って遊んで、というか高い所から周囲を眺めておりました。高さ2.5mくらい、バスケットゴールと同じくらいの高さ。そのてっぺんに乗るのが好きでした。

そろそろ帰るかと飛び降りた時にスカートがひっかかり、着地のタイミングがずれたのです。それまでも散々飛び降りて平気だったのに、タイミングがずれるとこうなるんですね。捻挫して、痛みのあまり足を着くこともできません。家までどうして帰ったんだろう?覚えてないけど多分、自転車を片足でこいだんだと思います。そういえば学校もどうしたんだっけ?母に子供を送迎する暇なんてなかったはずだから、学校休んだかも。

整形外科へ行くも湿布が出るのみで状況は何も変わらず。そしたら母が鍼医さんへ連れて行ってくれました。

目の見えないおじいさんがやっている鍼医さんで、すごく良く効きました。1回の施術で足を着けるようになり、3回できれいに治りました。すごいなーと感動して以来、鍼には絶対の信頼を置いています。

他にもすごいと思ったのが、お札の判別。手で触るだけでお札の種類が分かるのです。診療室内もぶつかることなく、ゆっくりではありますが確実に移動していきます。このおじいさん、本当は指に目が付いているんじゃないか?と本気で思いました。こっそり見ても付いてなかったけど(笑い)。

目が見えないと他の感覚が鋭くなるのだそうです。だから人体の変化もより敏感に察知できるのかなと思います。

それ以降、お寺の山門から飛び降りるのはやめました。その後も登っていたような気はしますが…。そして大人になっても高い所が好きな私でした。