若狭歴史博物館と1000本の手を持つ仏像

2019年5月13日 [ CAT 仏像彫刻周辺の話] [要素:]

これが京都にあれば高い拝観料を払って人混みでごった返す中を、遠巻きに眺めなくちゃいけないんだろうな。福井県若狭地方(小浜市や若狭町)で仏像を見ると、京都の仏像が気の毒になります。

滋賀県長浜市の仏像は有名になりましたが若狭の仏像も素晴らしいですよ。その中でも、小浜市にある若狭歴史博物館の仏像展示はお気に入り。去年も行きました。半分は復刻像ですが半分は本物の千年前の仏像を生で間近で見ることができます。しかも入館料たったの300円。数は少ないものの、千年という時間を肌で感じる貴重な機会です。

個人的には人が少なくてゆっくりいくらでも見ていられるのはありがたいことですけど、博物館としてはもう少しお客さんに来てほしいでしょうね。内容から見てもったいない。

今回は妙楽寺の千手観音も見てきました。本当に千本の手があるんです(普通は42本)。手を千本作ることを想像すると気が遠くなります…が、それを作り終える頃には「手」作りのスペシャリストになっていそう。
妙楽寺千手観音

それぞれの手に持つ物にも意味があるそうで。これは妙楽寺に展示されていたもの。
妙楽寺千手観音持物

最近、太陽に向かって写真を撮ると光がきれいに写ると分かり、こんな写真ばかり撮っています。門の向こうの景色がきらきらしてとってもきれいだったので。
妙楽寺門

ついうっかり妙楽寺の観音様方に「手が治って仏像を存分に彫れますように」とお願いしてしまったため、治ったらお礼参りに伺わなければいけません。普段は寺社でお願いごとなんてしないんですけどね、ついうっかり(笑い)。来年また行けますように。

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