苦労に見合った輝き

2018年4月9日 [ CAT 習作] [要素:]

仏像彫刻ではケヤキというのはあまり使わないと思います。理由は、堅すぎて彫るのが大変だからだろうと。彫刻刀では刃が欠けます。それより丈夫なノミでも欠けます。彫るにはかなりの根性が要る材だと思います。

大黒柱がケヤキのイメージです。堅くて丈夫。艶があってつるっとした外観。

教室で、ケヤキで仏像を彫っている方がいました。やはり堅くてノミの刃がボロボロになってしまい、彫るのには非常な苦労をしていました。ですが、出来上がった作品は他の材には見られない艶と輝きを放っていたのです。仏像そのものの造作の良さに、木材の美しさも相まって、その苦労が報われたようでした。

それを間近で見ていた私は、苦労をいとわず頑張ったら良い事あるんだ…と思ったのでした。私はケヤキを彫るなんてとてもとてもできませんが、自分なりに頑張ればそれに見合った何かが残るような気がしたのでした。

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