聖観音仏頭完成 しかし失敗

2017年6月30日 [ CAT 習作] [要素:, ]

瑠璃観音の練習として作った仏頭。できたけど、先生からは最も根本的な部分でのダメ出しがありました。耳たぶの下の位置とあごの位置が揃っていなかったのです。

可能な限り修正はしてみたものの、あご下を短くした分、今度は顔がまん丸になってしまって、気に入らない…。仏さまの顔は面長でないとね。
聖観音仏頭 失敗作

ですが、先生の話を聞いたところでは、造作の出来不出来より、最も基本的な事柄を守ることの方が仏像を作るうえでは大事なように受け取れました。つまり、寸法や配置や型の決まりがまずありきで、彫り方の技術的な話や見た目の良し悪しはその次。アマチュアには許されてもプロ(を目指す弟子含む)には許されない初歩的ミス、といった感じ。

あ、私、本格的な仏像彫刻についてはアマチュアなんで、可ということで。えへへ。

仏像は寸法が相対的な比率で決められています。中の嶋田園鉄道さんの仏像彫刻の方法に分かりやすい解説があります。更に、その寸法を基に各パーツの位置関係も決められている部分があります。耳とあごの位置関係もそうです。

こういう決まり事というのは長い時間をかけて積み重ねられてきた「最も美しき形状」なのだろうと思います。宗琳さんが著書の中で「個性とはき違えて滅茶苦茶にしてくれるな」と書かれていたのもきっとそういう部分なのではないかなと。

それはさておき、今回は耳の位置を間違えて書き込んだのが原因のようです。他にもサイズを間違えていたような。納得がいかないのでもう1回作ってみます。小さめの木にしようかとも思いましたがやはり条件を同じにしないとどこが悪かったのかきちんと確認できないでしょうから、仕方ないので(?)またこのサイズでやってみましょう。

なんせこの仏頭、1寸用と同じサイズなので大きくて、細かい部分は作業しやすいのですが大きい分、バランスを取るのが難しい…。彫るのに時間もかかるし。髪の毛の線を入れるだけで2時間かかりました。いつも小さい物ばかり作っているもので(笑い)。

こんな風に寄り道ばかりしているから本体が進まないのですね。はい。

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