快慶展 観賞

関西方面へ行くついで、というにはだいぶ遠回りでしたが、奈良へ寄って快慶展を見ることができました。
奈良国立博物館 快慶展

とっても良かったです。寄った甲斐がありました。快慶の作品、特に「~禅師」「~大師」といった「人間」を彫った作品に私は心惹かれました。そのたたずまいに何とも言えない力があるのです。優れた作品からは気迫や慈愛が伝わってくるものなんだ…としみじみ。

展示数が思ったより多く、常設の「なら仏像館」(本館)と同じくらいありました。2時間で両方見たら最後は駆け足。じっくり見るなら快慶展だけでも3時間は欲しいです。快慶の作品は観音さまが数点しかなかったので今作っている瑠璃観音の参考になったのは常設展の方にある仏像でした。

常設展示・特別展示とも造りをじっくり見ていたのですがそういう見方だとすぐ疲れてしまって、ぼんやりしてきます。「心」で感じているのではなく「頭」で見ているからだと思います。最後の方はもう何も考えられずに、「いい表情してるなー」って感じで眺めておりました。国立博物館だけでもう仏像はお腹いっぱい。

東京の国立博物館は仏像以外にも多様な展示がありますが、奈良はほぼ仏像なんですね。仏像に特化した展示で仏像好きにはナイスな所だと思います。

本館と新館を結ぶ地下回廊に仏像の作り方に関する資料展示があって、仏手各種の見本がありました。これ、欲しい!フィギュアでいいから売らないかな~。ただし仏像制作の規格に合った正しい形で。

仏さまって手に水かきがあるらしいですよ(如来限定)。何でも、1人ももらさず衆生を救い上げるためという話です。指の間からこぼれ落ちないように。上記の見本にもちゃんと水かきが付いていました。

奈良国立博物館で500円以上寄付するとこんな冊子がもらえます。中身は仏像に関する知識をまとめたものでなかなか優秀、私はこれが欲しいがために寄付しました(笑い)。
奈良国立博物館に寄付するともらえる冊子

奈良国立博物館と隣の興福寺の展示を見て、緑地で鹿を眺めて、これだけで1日過ごせます。というか、それくらい時間をかけてじっくり見たいものです。

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