参考書に心洗われるひととき

2016年6月7日 [ CAT 彫刻用品] [要素:]

仏像彫刻をやる人のバイブル(?)「仏像彫刻のすすめ」正・続2冊をオークションにて購入しました。アマゾンよりずっと安く手に入ります。
仏像彫刻のすすめ 正・続

教室で買った「松久宗琳の仏像彫刻―入門から中級まで」は上記2冊の内容をまとめたようなものですが作り方の手順などはあまり詳しく書かれておらず、先生に聞きながらでないと進みません。

その点、かの2冊は独りで作業を進めやすい程度に手順も載っています。とは言っても私の場合は独りじゃ行き詰るでしょうけども。
しかし何より、そこに書かれた言葉が読む者の魂を浄化していくように感じるのです。純粋な想い、まっすぐな心、そんなものが染み渡るように感じます。そこには損得勘定も効率もありません。経験の長短も関係ありません。大事なのは素直な心と根気。仏像彫刻をする真の意義がそこには記されています。

私は先生に聞くことのできる環境なので後者1冊があれば何とかなるのだけど、読む本として手元に置きたくて先の2冊を購入に至りました。朋琳・宗琳両氏の言葉に感動したり自らを省みたり。彫刻だけでなく人生の生き様をも示してくれます。ひたすらに謙虚で純粋で幸せで、向上心を持ち続けていた松久父子の人間としての美しさが実感できます。買ってよかった。

仏像彫刻仲間がいれば誰かしら持っているはずなので見せてもらうこともできますが、独学でやっている方はそうもいかないと思います。図書館にもなかなかないですけどリクエストすれば他館からレンタルしてくれますから、一度読んでみてはいかがでしょう。

ついでに、お仲間によれば「仏像彫刻の技法」という本も詳しくて良いそうです。

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