仏像の入手先

2015年8月23日 [ CAT 仏像彫刻周辺の話] [要素:]

仏像が欲しい人は知り合いに仏像彫刻をやっている人がいないか探してみてください。特に定年退職した年頃の男性は、意外とやっていたりします。独学で彫っている人もかなりいるはず。つてをたどればきっと1人や2人は見つかるでしょう。お寺に寄贈された仏像を見かけたら住職に聞いてみるといいですよ。

仏像彫刻をしている人たちの間では大切な者が亡くなったとき、「仏像を棺へ入れてやる」ことも結構普通に行われているようで、話を聞きます。家族を亡くした親しい友人知人へ仏像をあげることも。

ですが、それだと知り合いにしか渡すことができません。でも周囲に仏像彫刻をしている知り合いがいないという人でもそれを必要としていることがあるはず。私が販売を考えたのはそのためです。知り合いの範囲を超えて、必要としている人へ届けるためには販売という形が最も適切であると思ったから。海外へも発送できるよう考えています(ただし販売は日本語)。

販売すると決めたはいいが確定申告どうすんの、とか色々悩むことはありますけどね~。商売がしたいわけじゃなし、販売の部分を誰かやってくれるなら制作に専念したいくらいです。

ちなみに、最近では機械彫りの仏像が安く出回っていて、細かい細工がされているのに手頃な価格でびっくり。それもありだと思います。持つ人がそれで安らぎを得られるならいいんじゃないでしょうか。仏像ってそのための物だから。

ただ、心を込めて一刀一刀彫り上げた物は、形の良し悪しや技術的なレベルを超えて何か伝わってくるものがあるように私は感じています。

だから知り合いから譲ってもらえるならそれに越したことはないのでは。ただし、自分の作品を燃やすのは勇気の要ることなので、もし火葬する棺へ入れる仏像が欲しいならその点あらかじめ伝えてから譲ってもらう方がいいと思いますけどね。喜んで進呈してくれる人が多いとは思うけど。だってとても光栄なことだから。

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