1日を積み重ねるだけ

2018年10月1日 [ 雑記] [ ]

仏像彫刻仲間で蓮台の花びらを1枚ずつ作って貼り付ける作業をしている方がいます。花びら別作りって難しいのです。

奈良国立博物館に寄付するともらえる冊子

花びら別作りはこんな蓮台

蓮台のカーブと花びらのカーブが合うように作らないといけなくて、それを何十枚も重ねていくのだからズレや歪みも生じてくるわけで、そこを修正しながらの作業となります。

花びら1枚作るだけでも大変な作業なのに、それを何十枚も。気の遠くなるような話です。その作業についてご本人がこんな事を話されてました。

1日1枚でいいから作る。残りはどのくらいかなんて先を考えると嫌になっちゃうから、ただ今日作る花びらを考えるだけ。それを1日1日積み重ねていくだけ。

1日1枚なら花びらだけで1ヶ月以上かかります。わずかに進む今日という1日をただひたすら積み重ねていく。振り返ってみて初めて道ができていると気付くのでしょう。私も先を考えて嫌になっちゃった時にはこの言葉を思い出すとします。

これって禅で言う「今この瞬間を生きる」ってヤツですね。過去でもなく未来でもなく、今この時に意識を集中して丁寧に過ごす。彫りながら座禅組んでるのと同じ状態になっているんだろうなぁと思います。祈りの心あふれるような作品なのですよ。

他者はあなたを満足させるために存在するのではない

2018年9月26日 [ 雑記] [ ]

先日の岸見一郎さんの講演を聞く中で、「ホントそのとおりだよ。あの人たちに聞かせてやりたいね」と思ったのがこの言葉。どの人たちかは内緒(笑い)。

たとえ我が子であっても、他人を自分の思うとおりに動かすことはできない。自分の思いどおりにできるのは自分だけ。他者はあなたを満足させるために存在するのではない。あなたも他者を満足させるために存在するのではない。他者が望むとおりに行動していたら自分の人生は無くなってしまう。

これは、他者の評価を気にしないという事に関して話している時に出てきた内容です。著書『嫌われる勇気』が真に伝えたかったことを正しく伝えるために講演を続けている岸見さん。一度本で読んでいる内容であっても、体験に裏打ちされた言葉が岸見さんから発せられると心にすっと入ってきました。

私自身も他者に対して「ああ、もう!」となる事があります。そんな時は息を大きく吐いて(深呼吸して)この言葉を思い出します。自分の問題と相手の問題を分けて認識するようになると、すごーく楽。

自分の考えと違うからって恨むなよ

2018年9月18日 [ 雑記] [ ]

朝日新聞に掲載された故 翁長沖縄県知事の言葉。どれだけ深い苦悩であったか。どれだけ深い思考であったか。しみじみと考えました。

自分の考えと違うからって恨むなよ。同じウチナーンチュ、心はみんなわかっている。

心は同じでも立場が違えば、状況が違えば、選択は違う。でもだからって恨むのは…それも違う。

沖縄県知事選、始まりましたね。何を選んでも沖縄の人々が分断される、そのことがとても哀しい。それはそもそも、選択肢自体が間違っていると思います。

人生というのは、やりたいことができなくなった時が出発点

2018年9月5日 [ 雑記] [ ]

ドリフターズの仲本工事さんがインタビューで語った言葉が、いいなぁと思いました。やりたいことができてもできなくても、どちらも実になる時間なんだなって。私は「8時だョ!全員集合」時代ど真ん中ですから、こういう裏話はやっぱり楽しいです。

―― 10代のころにやってた体操が、意外なところで役に立ちましたね。

【仲本】 いや本当にね。人生というのは、やりたいことができなくなった時が出発点だと思う。ずっと体操をやってきたけど、大学に体操部がなくて音楽に走った。それでドリフに入ったら、今度は音楽ができなくなって、コントをやるようになった。だからこそ思うんだけど、やりたいことはやれる時にやっといた方がいい。僕の体操コントみたいに、いつか昔の自分と今の自分が組み合わさって、活かせるときがくるからさ。

元の記事はこちら。
77歳 仲本工事が語る“ドリフ秘話”「加藤は天才、志村は秀才」の理由 #2

体験こそが人生

2018年8月1日 [ 雑記] [ ]

いつも読んでいるこうしん堂 お坊さんの1分説法にあった言葉。

やってみなわからん、やったことしかのこらん

記事を書いているお坊さんの、恩師の言葉だそうです。多量の情報に翻弄され頭でっかちになっている現代人には最も必要な言葉かも。

そんな講釈は抜きにしても、じんわりと心に沁みました。