第25回宗雲仏像彫刻教室展示会

2018年10月22日 [ お知らせ] [ ]

今年も東京立川にて、大和宗雲先生の教室で学ぶ人たちの作品展が開催されます。私は瑠璃観音の光背が完成できたら出品しようと考えていましたが現状、怪我により彫ることができないもので、もしかしたら未完成で出品するかもしれません。出すなら小地蔵さんの6地蔵も一緒に。
犬と瑠璃観音

【第25回宗雲仏像彫刻教室展示会】
平成30年11月15日(木)13時 ~11月18日(日)16時まで
16・17日は9時~17時
たましんRISURUホール(立川市市民会館)
入場無料
主催:大和宗雲仏像彫刻研究所
静岡県下田市横川1066-18 電話0558-28-1822

他教室の方々の作品って意欲的・創造的で、見ると刺激を受けます。仏さんも人に見てもらうと喜ぶそうなので機会があればできるだけ出品していきたいと思います。

トーハクのお気に入り

2018年10月15日 [ 雑記] [ ]

オススメを紹介できるほど東京国立博物館に通ってもいないし詳しくもないんですが、気に入ったコーナーがあったりします。

今回は本館2階の根付・高円宮コレクションが私のピカイチでした。以前、掛川で見た展示も面白かったのですがこちらはさすが宮家の所有物、レベルが違いました。精巧緻密、超絶リアル、愛くるしい、ユーモアたっぷり、言葉にしたらこの4語かなと。これだったら私もコレクションしたい!と思いました。小さすぎて、かつ部屋が暗くて写真が上手く撮れず、魅力を十分に伝えられないのが残念。

根付

まともに撮れたのはカエルだけ

東洋館3階から外へ出られるテラスがお気に入りの場所です。日が暮れてからはそこで静かに風に吹かれて過ごしました。ライトアップされた本館がきれいです。

テラス

暑い時期はきっと最高に気持ち良い


本館ライトアップ

本館ライトアップ

同じく東洋館の3階、中国の陶磁器コーナーもきれいで好き。アジアの占いコーナーも面白いです。2階エジプト美術のコーナーにはエジプトの神様(?)が2体並んでいて本物のミイラもあり、畏怖の念を覚えます。嫌な感じではなく、ただ、異神感満載なので異教徒が触れてはいけない気がするだけですが。そこはそーっと速やかに通り過ぎます。

法隆寺宝物館の正面から見た姿も好きです。水面に映える静かな美しさ。夜は夜でまたきれいです。東洋館と宝物館にはホテルニューオータニのレストランが入っていてコーヒーが結構美味しく、お代わりOKでゆっくりできます。

法隆寺宝物館の夜姿

夜の法隆寺宝物館 幻想的

意外にも気に入ってしまったのは土偶コーナー。平成館1階の考古展示室です。はにわや馬の愛嬌あるどっしりした魅力にやられました。なるほど、はにわにハマる人の感覚が理解できましたわ。
はにわ
土偶

トーハクを全てじっくり見たら1日かかると思います。私は特別展も入れて、好きな所・気になった所だけ重点的にor繰り返し見てそれでも4時間くらい(休憩含む)。黒田記念館には時間不足で未だ行けず。今は金土の夜9時まで開館なんてありがたいことをしていて7時過ぎると人がグンと減ります(通常期間は金曜のみ)。混む時期なんかはいいかもしれません。

仏像の顔いろいろ

2018年10月12日 [ 雑記] [ , ]

一言で仏像と言ってもこんなに違うんですよ、という話。

こちらトーハク東洋館に展示されているアジアの仏像です。まずは仏教発祥の地インドのお隣、パキスタン。ギリシャ彫刻の影響を受けているらしいです。でも、そもそもブッダはインド・ヨーロッパ系民族なんでしょうから(違ったら失礼)、本当にこんな顔立ちだった可能性もあるわけで。

インド系の仏像

パキスタンの菩薩

東へと布教が進みインドシナ・カンボジアのブッダ像。顔立ちがタイとかインドシナの人っぽくなってます。

カンボジアの仏像

カンボジアの仏像 ブッダと父母

北上して中国の仏像。日本の顔とさほど変わらないように見えます。

中国の仏像

中国の仏像

これは今回の大法恩寺展の観音様、13世紀に作られました。この時代の作風が現在の仏像制作において基準となっているようです。

大法恩寺六観音

慶派仏師・定慶作 見慣れた感じ

ところが日本でも時代が違うとこれですよ。7世紀・飛鳥時代の仏さま。トーハク法隆寺宝物館の展示物です。この時代の仏像ってちょっと宇宙人っぽいと思うのは私だけ?

法隆寺の仏像

1300年程前の仏像

美の基準なんて長い時間の流れから見たら一瞬のうつろい。もちろん時間をかけて積み重ねてきた「外せないポイント」というものはありますし、自己顕示欲から基本を無視するのは美しさとは離れていくことだと思います。それを踏まえた上で、自分が「これぞ仏さま」と思えばそれが仏。「これは美しい」と思えばそれが美。そんなことを感じた多様な仏さんたちの姿でした。

仏像を感じてみた

2018年10月9日 [ 雑記] [ ]

東京国立博物館の「大法恩寺展」と三井記念美術館の「仏像の姿」展、そしてびわ湖長浜KANNON HOUSEの「竹生島宝厳寺 聖観音立像」、1泊2日で見てきました。

というか最近は、見て技術を勉強するよりとにかく感じてみようと思ってトライしています。気になった展示物はゆっくり何度も時には単眼鏡を使って、それ自体あるいはそれが存在する空間から何を感じ取れるかと。そうでない物はさーっと流します。仏像だけでなくトーハクの常設展示でも同じようにしました。

その結果、疲れないし、すごく満足感があります。頭には入ってないかもしれないけど心に残っている感じ。ずっと前に先生が言われた「心に焼き付けておきなさい」というのはこの事かな。

どこをどう彫ってあるのか、どんな形状になっているのかを見ていくと、数体見ただけでもう疲れてしまうのです。彫り方や形を勉強するならそれがいいと思う一方、展示を複数見たい時にはちょっと考えてしまって。快慶展を見た時には奈良国立博物館だけでもう頭がクラクラしました。

単なる「情報」として取り入れると脳ミソの容量に限界があるんじゃないかな。でも感覚だけにすれば、たくさん見てもプラスのパワーだけをたくさん受け取れるような気がするのです。だから頭を使わないよう説明もあまり見ないようにしてみました。

といってもそんな難しい話じゃなくて、例えばこの仏像の周りは何色に感じるだろうとか、そんな事。去年見た運慶展の四天王に囲まれた空間は漆黒の闇で宇宙の真空だと思ったし、トーハク東洋館にある巨大な大理石(?)の仏像が並ぶ空間は透明に突き抜けて感じました。大法恩寺展の六観音コーナーはハートの薄ピンクっぽいかな。

六観音

大法恩寺展 六観音 1体だけ撮影可

元々理論的で「思考」が好きな私は、こうやって意識的に思考を遮断し感覚優先することによりまず頭で考えてしまう習慣を変えようとしています。感性を磨いていきたいから。

そうそう、どの展示も良かったです。トーハクのが正統派の美(言葉にすると「ほぉ」)とすれば三井のは個性的で遊び心にもあふれ制作者の存在を感じることができ(「くすっ」)、観音ハウスは仏を守る地域の方々の思いまで伝わるような優しい空間(「ふぅー」と力が抜ける)でした。観音ハウスに一緒に行った首都圏在住の友人はすっかり気に入って、「(展示が代わる隔月で)通っちゃうかも♪」と言ってました。

面白そうな展示・展覧@東京 2018秋

2018年9月14日 [ 雑記] [ , ]

東京へ行くときは Internet Museum で東京の展示・展覧会を検索しています。色々あって一覧を眺めるだけでも楽しいのです。面白そうなものを見つけました。でもそう思うのは私だけで他人にはちっとも面白くないかも(・_・)

「カビ展」-医真菌学研究への誘い- 帝京大学総合博物館

イグ・ノーベル賞の世界展 Gallery AaMo

仙厓礼讃 Admiration for Sengai 出光美術館