ケガ時に助けとなった民間療法

2018年11月28日 [ 雑記] [ ]

病院での治療と併用しても大きな助けになる療法です。ご参考まで。

その力を思い知ったのが里芋パスタ―(湿布)。おばあちゃんの知恵的な昔ながらの民間療法ですが、炎症部分の熱を吸い出す力は恐るべきものでした。4時間ごとに貼りかえることたった5回(1日)、風邪で例えれば高熱が微熱にまで下がりました。そこから平熱までは3日かかりましたが病院の薬では全く変化なかったのだからすごい効果です。アイシング不要となりました。

熱が取れたということは炎症が治まってきたということで、「大丈夫、これで治っていく」と精神的にも安心感を持って過ごすことができました。

自分で作るなら皮をむいた里芋をすりおろして重量の10%のショウガすりおろしを加え、小麦粉を混ぜて耳たぶくらいの軟らかさにして患部へ貼り付けます。ガーゼを乗せて固定し、4時間で効果がなくなるのでできれば4時間ごとに貼り替え。市販品は乾燥粉末になっており保存もできて便利です。

1日1回だとあまり効果を実感できないかもしれません。できれば1日3回以上は貼り換えた方が治りは早いと思います。

それから鍼(はり)。患部の治癒を促したり、怪我のせいで起こる他の部位への痛みにも対処可能。子供の頃、ひどいねんざをして病院では何もできず足を着くことすらできなかったのに1回の鍼治療で7割方腫れが引いた経験がありまして、以来、鍼には絶対の信頼を置いています。今回も助かりました。また治療を終えた今も、鍼を刺していたツボに家で温灸をしてケアしています。

私は、東洋医学を学んだうえで鍼を施す施術者を選んでいます。鍼の技術だけ学んだ人だとコワイ…。

もうひとつ忘れちゃいけない、ナスのへたの黒焼き(デンシー)。これは歯磨き粉です。まともに歯を磨けない状況で、市販の歯磨き粉使用だったら数日のうちに知覚過敏に襲われたでしょうが、これのおかげで1ヶ月、何とか歯磨きできるようになるまで乗り切れました。歯槽膿漏の方にもおすすめ。市販品には野草粉なんかもありますけど歯茎に問題あるならデンシーイチ押し。

他にもフラワーエッセンスやホメオパシーやハーブ・薬草茶、高圧酸素療法などなど、主に東洋医学と代替医療分野、時々最新技術のお世話になりました。

利き手が使えなくて一番困ったのは…

2018年11月26日 [ 雑記] [ ]

週末、教室で久々に彫刻刀を使いました。まだ指先が使えず細かい作業はできませんが、それにまだ結構痛いけど、やっぱり形ができていくのは楽しいです。そしてまだまだ続く怪我ネタ。

最も炎症がひどかった2週間は、利き手の右腕を体にピタッと付けて暮らしました。歩いて腕に振動が伝わるだけでも、右手で怪我していない他の指一本かすかに動かしただけでも、親指に激痛が走ったから。

食事は左手でスプーンかフォークか何なら手づかみ。着替えは夫に手伝ってもらいました。お風呂はシャワーで流すのみ、体を洗うということは無理ですが特に問題なし(寒かったけど)。でもね、どうにもならなかったことがただひとつ。

それは歯磨き。レベルダウンで実害あり。

左手で磨くわけですが、思うところへ手が行ってくれないのです。全然ちゃんと磨けない。時間をかけても磨き残りが。脳ミソと左手の意思疎通が全くダメダメ、まるで気の合わない二人羽織ですよ。年齢的に、きちんと歯磨きできなければ知覚過敏が素早くやってきます。そうなるとますます磨くのが難しくなるのです。焦りました。

右手で何とか磨けないかと歯ブラシを持ってみるも、持っただけで激痛。諦めました。左手で必要最低レベルを磨けるようになるまで1ヶ月近くかかりましたがこればっかりは他人に頼めないし(今はまだね)、ひたすらトレーニングあるのみ。左手との意思疎通を滑らかにするしかありませんでした。

これから想像するに、左手でお箸を使えるようになるには数ヶ月かかると思われます。子供がまっさらな状態から覚えるより時間がかかりそう。

さて、包丁も使えなかったので料理は乾物に頼りました。切り干しの大根・ニンジンやひじきに角切り高野豆腐、市販品と自家製干し野菜とを色々ストックしています。水と調味料を鍋に入れたら乾物を戻さずそのまま放り込んで煮れば完成です。出汁や風味が必要なら粉末の昆布・ショウガ・出し粉、干しエビ、スライスしいたけ。栄養豊富で簡単。使った鍋は洗えないので夫に託してました。

1日1品でも3日分の量を作れば毎日ローテーションしていくから問題なし。車を運転できるようになってからはお惣菜を買ったことも。料理が苦手な夫も週末には炊き込みご飯を作ってくれました(おかずは作れないので)。

包丁と言えば、キッチンバサミが役に立たなかったこと!ハサミって、利き手の親指が使えないと切れないんですね。キッチンバサミに関しては手が2本揃っていないと使えないのだと気付きました。

他にも手が2本ないと、あるいは親指がないとできないことが結構ありまして、手の不自由な人はすごく工夫して暮らしているんだなぁとしみじみ感じ入りました。

ですが、左手の多用は五十肩予防には役立ったと思います。四十肩・五十肩は利き手でない方の、動かす機会の少ない腕に出やすく(私は四十肩で左を痛めたことがあります)、可動域が狭くなって炎症を起こすようです。予防には肩から大きく使うのが一番。日常の動作で物を取る時などひじを上げて腕を動かすと肩の可動域が広がります。脳の活性化には両手を均等に使うのが効果あるらしいし、利き手でない手を意識して使うのはメリットのある事だと思います。

怪我してみて分かったこと

2018年11月22日 [ 雑記] [ , ]

今回の怪我で、前に書いたようなことも含めて分かったことがありました。それがこちら。

まずは何故獣医さんか。うちの犬がお世話になっている獣医さんは、特殊な高度専門医療ではなく日常的な問題にきちんと対処できる知識と技術を持っています。一般的な怪我についてももちろん適切な処置ができる人。私の手もこの人に診てもらえたら1ヶ月で治っていただろうなと、犬の診察時に思いました。ああ、犬になりたかった…。
怪我した右手

その次。人体の再生・治癒速度は普段私が意識している時間よりずっとずっとゆっくり進みました。細胞・分子といった物質レベルだとかなりの速度なのですが生物の体・命ある存在となるとゆっくりです。
不自由な暮らしの中で腹の底から感じたのは、ヒトという生物は本来ゆっくりした時間の中を生きているのだということ。効率とは別世界。普段は機械の速さに合わせていたのですね。特に日本は速いですよ。海外旅行から帰ると1週間くらいはレジのスピードについていけません。

その速度にも関係ありますが適切な処置を施したら(ここ大事)あとは、心身を休め自分の治癒力を信じて待つのみ。それを待てないと安易に薬を頼ろうとします(これ、よくあるのは風邪の時)。
私は、この状態が長引いたせいで後遺症でも残ってしまい仏像彫刻ができなくなったらどうしよう、という恐れから判断を誤りました。待つのが怖くて、いつもだったら絶対しない間違いを犯し治癒が先延びしたという結末。冷静なつもりでも内心の不安は行動に表れて失敗するもんですね。

ですが、これがヒトという生物の持つ本来の生きるスピードなのだと認識した瞬間、目の前の景色が変わりました。違う異次元世界を見つけた感じ。機械に合わせなくていいんだ。心も体もそれが自然で楽。きっとそれは仏像彫刻作品にも影響するはず。

今の自分で幸せと感じられるか

2018年11月20日 [ 雑記] [ , ]

この1ヶ月半、手の状態が一進一退を繰り返しちっとも「治癒」へと進みませんでした。1ヶ月もあれば完治するだろう怪我だと思っていたらとんでもなく悪化した挙句、2次的・3次的問題を発症し、彫刻どころか日常生活も満足にできず。前向きに暮らしているつもりでも、時にはいらだったり落胆したりの毎日。

そんな折、岸見一郎さんの言葉に「うっ」となりました。

NHK 100分de名著 「人生論ノート」の初回でした。たまたまTVを点けたらその番組で、ぼんやりと眺めていました。岸見さんが脳梗塞で身動き取れない状態になった時に到達した「自分はなんと幸せであろうか」という思いに、自分自身を振り返りました。

今の私、全然幸せだと思ってない。むしろ不幸感さえ持っていてそれから脱する事しか考えてない。助けてくれる周囲に対して感謝はしているけれど彫れないというだけで不幸な気持ちに陥ってしまっている。今まで自分は幸せだと思っていたけれどもその「幸せ」は条件付きだったんだ…。

ずきっときましたね。生かされていることに感謝するどころか、ただ1点の「できない」事(仏像彫刻)に焦点を当てて落ち込んでいる自分に気付きました。そして、自分にとってどれほど仏像彫刻が特別であるかも自覚しました。
小地蔵さん 念珠

一番ひどい状態の時は2週間、右手(利き手)を動かすこともままならず、ほぼ左手1本で暮らしました。その生活を経験してほとんどの事は、できないならできないなりのレベルで暮らしていけばいいやと割り切れました。時間さえかければそこそこイケル。
人生はいつか終わるし、いずれ衰えてできない事が増えていくのだからそれが早いか遅いかだけの話。もし後遺症が残って指が不自由になったとしても暮らすことは何とかなると思えます。
だけど仏像彫刻だけは、レベルダウンなんて絶対嫌。もっと上手になりたい、まだ彫りたい細かな細工があるのです。まだ全然やり切ってない。

ただ、だからといってその大切な何かが思い通りにできなくてネガティブな感情に浸り続けるのは、方向が違うんです。多分、そこからまた何かが始まる。

例えば疾患や障害により、生き甲斐を失ったり体ひとつ動かすのが困難な寝たきりの状態で「幸せ」に到達するのがどれほど困難なことか。それをしている人たちは何と高い山に向かって進んでいるのでしょう。

私はそんな高い山には登れないでしょうけれども、自分なりの山あり谷ありな時間を過ごしています。ちなみに手の状態は…収束は見えてきましたがもう少しでしょうかね。年内はのんびりしようと思います。

小地蔵さんの冒険 徳島編

2018年11月14日 [ 雑記] [ ]

夫の出張にくっついて小地蔵さんは四国初上陸。阿波踊りしに行ったわけではないようですが何しに行ったんでしょう。

小地蔵さん in 新幹線

ご機嫌ですね


明石海峡を渡る小地蔵さん

明石海峡にテンションUP↑

どうやら徳島県にお泊りしてうどん食べたらしいです。鳴門のうどんでちゅるっと食べるから「なちゅる」という説明がありました。讃岐うどんに比べて柔らかいとか。

なちゅるを食べる小地蔵さん

よかったね

こんな遊びもしたようです(誰と)。この後、一時遭難したと聞きましたが…。

小地蔵さんを探せ

小地蔵さんを探せ

そしてまた海を渡り帰ってきました。楽しかったようです。事故(?)に遭わなくて良かったよ。危険な遊びはしないようにね。

海で記念撮影する小地蔵さん

危ないって