削りかすは煩悩…!?

2017年9月26日 [ 小地蔵さん] [ ]

宗琳さんの本だったように思うのですが、教室で誰かから聞いたのかもしれません。仕上げで出る削りかすは己の煩悩。煩悩をそぎ落とすように、丁寧に薄く削っていくこと。できるだけきれいにしましょう、と。これは仕上げを丁寧に行うための教えなのかも。

小地蔵さんをなでて気持ち良いよう頭をつるつるに仕上げるのは私のこだわりでありますが、自分の煩悩がお客さんの所へ行ってしまっては申し訳ないので削りかすを残さないよう、可能な限りきれいにしているつもりです。隅っこも細い刀を使ってできるだけきれいに。
小地蔵さん宝珠C

と言ってもこれは販売する商品に関しての話。趣味の仏像だとその点、ちょっと気が緩みます。どうせ自分の煩悩だし(笑い)。刀を入れにくい、前から見て隠れる部分はちょっと残っていたりもします。
6寸地蔵菩薩立像完成正面

技術的にまだまだであっても、最後の仕上げを丁寧にすると一段上手に見えます。仕上げの削りだけは、技術が足りなくてもこつこつやればできますから。ポイントはただひとつ、彫刻刀を砥ぐこと。「きれいに仕上げるには角を角を取っていく。仏さまに”かど”があってはいけないからね」とはベテランさんの言葉です。

友引な人々

2017年9月14日 [ 小地蔵さん] [ ]

合掌の小地蔵さんが、不思議と連れ立って売れていくのです。仏さまなんてバンバン売れるようなものではないので(そんなに注文入っても作るのが追い付かないし)注文はポツポツという感じなのですが、合掌は1体発送すると補充分を作っている間に次の注文が入り…という風に、一度出始めるとなぜか続きます。それで合掌だけ売切れになることも。

友引ってこんな感じかなぁと思って。旅は道連れ?
合掌の小地蔵さん

試作の時は宝珠が断然人気でしたがこうして一般販売を始めてみたら、合掌が断トツでした。そもそもこの活動を始めた原点から考えたら、合掌は目的に最も合った形なわけですが。

きっと試作品を受け取ってくれた私の友人知人は平安心より向上心優位なんでしょう。従姉曰く「欲張りだから宝珠と雲座がいい(笑い)」。うん、私もそうだからきっと類は友を呼んでいるんですね。

それにしても、宝珠小地蔵さんや小毬ちゃんは友引現象がないのにどうして合掌だけそうなんでしょうね。地蔵の不思議ということで。
小地蔵さん(宝珠+雲座)・小毬ちゃん

座布団の色どれを選ぶ?

現在、座布団の色は7種類あります(順次整理していく予定)。小地蔵さんには黒や紺といった重厚な色合いが、小毬ちゃんには明るい色合いが似合うと思います。
座布団7色
座布団小毬ちゃん

座布団の色、本当は実際に見て仏さまの実物と合わせてみて選んでもらえるのが一番いいのだと思うのですよ。ただ、こうやって通販の形をとっているとそれもなかなか難しい。なので色に悩む方へは購入された仏さまと座布団を合わせた写真でお送りしています。

例えば先日のような、「明るく強い生命力と愛らしさと気品」のイメージから引き出せるのはこんなところです。

  • 「明るく強い生命力」からはビタミンカラーのオレンジ(橙)
  • 「愛らしさ」からは元気なピンク(桃色)
  • 「気品」からは優雅で優しい藤色

何を重視するかで色が決まります。今回はご注文者本人さまからも前向きの強い生命力を感じたこともあり、私としてはオレンジをお勧めしますと伝えました。どれも良く似合っていたので、あとはお好みで。

ブルーマンデーの儀式

2017年7月31日 [ 小地蔵さん] [ ]

夫の朝食は前夜に用意してトレーにまとめ冷蔵庫へ入れてあります。食べる時にトレーごと取り出し、温めるだけなので夫が自分でやっていて私はノータッチだったのですが、こんな写真を発見したので(笑い)。月曜の朝だけの特別な光景らしいです。
お供え

小地蔵さん、お供えをもらってハッピー?

ブルーな気持ちを奮い立たせる儀式なのでしょうか。敷いているのが広告なのが笑えます。曰く、「自分だけ食べると申し訳ないような気がして。でも毎日やる時間はないので月曜だけ」…職場でお菓子をもらうと同様にお供えしてから食べているようです。

小地蔵さんの下に敷いてあるのは持ち運び用の袋です。2枚重ねに薄いウレタンを挟んで作り小地蔵さんを守っております。

この後は小地蔵さんを連れて出勤です。いってらっしゃい。
「さあ、今日も働くぞー!」by小地蔵さん

遠い旅路のお供に

2017年6月13日 [ 小地蔵さん] [ ]

従兄が亡くなりました。50歳、まだ若いのに。母親であるおばさんの心の痛みは察して余りあるものです。

棺に携帯型(台座一体型)の小地蔵さんを入れさせてもらいました。お地蔵さんが道案内して連れて行ってくれるから、迷子にならずに天国まで行けるでしょう。そう思うことで遺された親族の気持ちが少しでも和らぐなら幸いです。亡くなった後でも、できる事があるって幸せなことだと思います。
従兄のお供に

十分な時間をかけられなかったので簡素版な作りだし仕上がりも少々甘いですけど、燃やしてしまうなら気にしない。

実家の母がもう長くないと覚悟した年明けから半年。近頃の母は何だかすっかり安定して、周囲にどんどん先を越されていきます。まさか従兄にまで先に逝かれるとは思いもしませんでした…。