3度目の…

2018年6月1日 [ 習作] [ , ]

地蔵菩薩白衣観音瑠璃観音と宗琳さん作品を3種類(4点)作ってみて心底身に沁みたこと。それは、宗琳作品を6寸で作るべからず。

少なくとも1尺(30cm)は欲しいです。宗琳作品は装飾が細やかでとても6寸の大きさでは表現しきれません。小手先の作業になってしまう私レベルには6寸じゃ無理。っていうか、今頃理解したわけ?

6寸地蔵菩薩立像完成正面

地蔵菩薩

白衣観音2体
母の白衣観音自分用白衣観音 正面

瑠璃観音

3度目の正直ならぬ、3度目でやっと思い至った己の未熟さって感じ(^^;。次はもっと簡略な彫りの作品にしようと思いつつ、昨秋、仏教美術展で見た宗琳作品の吉祥天にも心惹かれているのでした。←懲りない

瑠璃観音 本体とりあえず完成

2018年5月28日 [ 習作] [ ]

この数ヶ月間一体何をしていたのかと思うでしょうが、何もしてなかったんです(笑い)。他にやる事が山ほどあって趣味の仏像を彫る余裕がありませんで…。もうこれで完成としちゃいましょうと決めました。これはもう完成しないのではないかと思ったこともあるくらいなので、終わらせることができただけで上出来です。


あと、もう少し表面をきれいにしたい所がありますので、もうひと手間ではありますが。

問題の指ですが、手首から切って付け替えるつもりで作り直した手が気に入らず結局、指先だけくっつける形になりました。1本だけだとグラグラしてダメでしたが隣の指も先をカットして木材を一緒にくっつけたら加工できる強度には固定できました。前から見ると分からない程度にごまかせましたよ。横から見ると分かっちゃいますが。

この付け替えた指、本当はもっと角度が寝ていなければいけませんでした。これじゃ指を曲げ過ぎ。基本の仏手で確認するとよく分かります。まあまあ、そんな部分は山ほどありますけども、良しとしましょう。※仏手が載っているのは「仏像彫刻のすすめ」です。

これから光背・台座作り。本体に1年半かかったからもう半年くらいかかるかな?次は何を作ろうかと考えつつ、のんびりやっていきます。

やはりダメだった…

2018年4月16日 [ 習作] [ ]

指先だけ木材を追加した瑠璃観音。ボンドを付けた部分はしっかり固まってもその下の木目が割れる方向になっているため、彫刻刀で力を掛けるとはがれるように割れてしまいます。固定面積が狭いので仕方ないかなと。これがもっと広い面積で固めるなら大丈夫なのでしょうけど。

というわけで、手首から切り落として付け替えることとしました。本当は壺を持つ左手も作り直して付け替えたい気はするのですがそうするといつまで経っても終わらないので、とりあえずそっちは良しとしましょう。
手首から切断

既に手だけ作ってあるものの、木目模様が全く合わないことに今更気付き、また作り直しです。今度はしっかり木目を選ぼう。

切る時にのこぎりの歯で傷を付けそうで怖い…。こういう作業では細工用の細くて小さいのこぎりを使います。私が持っているのは玉鳥レザーソーですが
のこぎり
仏像彫刻仲間が持っているオルファのカッター型のこぎりは小さいながらも細かい部分をしっかり切れます。カッターの刃と同じしまい方ができて便利。大きな面積を切るには向きませんがこういう入り組んだ小面積には向いてます。

苦労に見合った輝き

2018年4月9日 [ 習作] [ ]

仏像彫刻ではケヤキというのはあまり使わないと思います。理由は、堅すぎて彫るのが大変だからだろうと。彫刻刀では刃が欠けます。それより丈夫なノミでも欠けます。彫るにはかなりの根性が要る材だと思います。

大黒柱がケヤキのイメージです。堅くて丈夫。艶があってつるっとした外観。

教室で、ケヤキで仏像を彫っている方がいました。やはり堅くてノミの刃がボロボロになってしまい、彫るのには非常な苦労をしていました。ですが、出来上がった作品は他の材には見られない艶と輝きを放っていたのです。仏像そのものの造作の良さに、木材の美しさも相まって、その苦労が報われたようでした。

それを間近で見ていた私は、苦労をいとわず頑張ったら良い事あるんだ…と思ったのでした。私はケヤキを彫るなんてとてもとてもできませんが、自分なりに頑張ればそれに見合った何かが残るような気がしたのでした。

突き指ですか

2018年4月4日 [ 習作] [ ]

とうとうやってきた指修復。覚悟を決めて取り掛かりました。まずはくっつける面を双方削り平らにし、ボンドを塗って半乾きになるまで待ち(接着力が上がる)、手で圧着。翌日、保護していた包帯をとったらこんなでした。

瑠璃観音 指材接着

痛みますか?

球技をやっていた私には懐かしい感じが(笑い)。

うまくいくかなぁ。これでダメなら手首の飾りの部分で切り落として付け替えるのですが。先生が「手首から付け替える方が楽だよ。指だけ付ける方が難しい」とおっしゃっていた理由が分かるような気がします。もう既に、模様が合ってないし。まあやってみましょう。

にしても、手がふっくらできないなぁ。仏像彫刻では赤ちゃんの手が最高の手本だと言われるのですが、あんな風にムニッモコッとした感じにはどうしてもならなくて、自分の手になっちゃうんですよね。