どこでもお供

2018年8月29日 [CAT習作] [要素:]

友人と会うのに、過日彫った犬を見てもらおうと持っていきました。話している間、作品をテーブルに置いて友人がなでたりしていたのですがまるでそこに犬がいるかのような感覚を覚えました。
犬の寝姿

このコ、今ここにいるよね。友人もそう言いました。

すごく不思議なのだけど、本当にうちの犬が足元でくつろぎながら控えているように感じるのです。作品はテーブルの上にあるのに、足元(いつも犬がいる位置)に存在を感じました。飼い主がおしゃべりしている間、静かに待っている様子を。時々ため息つきながら(話が長いと言いたいらしい)。

不思議だなー。軽~い気持ちで作ったのに、犬の魂入っちゃった?それとも付いて来たかっただけ?

犬と瑠璃観音

普段は観音様の足元に控える

犬を留守番させてのお出掛けにはこれ、連れて行ってもいいかも。

SBS学苑での展示

2018年8月27日 [CAT習作] [要素:, ]

25日からSBS学苑静岡校のロビーにて仏像彫刻作品を展示しています。なんと宗雲先生の作品も2点。成田山他すばらしい仏像を収めている(松久さんの工房の一員としての作品も含め)ほどの仏師の作品がこうして身近に見られるなんてありがたい、滅多にないことです。

しかしその先生の作品の名札が紙って…それでいいの?それにロビーで会議机に飾るって…作品の格に対してあまりに軽い扱いでは;; など思うところもありますが。

講座生有志からの出品も14点。私は前に書いた通り6寸地蔵菩薩立像を出しました。こうして飾ると6寸ってちっちゃくて見映えしないのだけど作るのはこれでも大変なんです。だからもっと大きな作品はもっと大変。
SBS学苑展示全体

SBS学苑展示 先生作品

先生の作品


SBS学苑展示 講座生1

向かって左端奥が私の作品


SBS学苑展示 講座生2

1ヶ月ほど展示されます。ロビーへは自由に入れますので機会があればお立ち寄りください。

SBS学苑静岡校 仏像彫刻講座の展示】
2018年8月25日(土)~9月22日(土)午後まで
静岡市駿河区登呂3-1-1
受付時間/午前10時~午後8時(日曜日は午後4時まで)※祝日休苑
TEL:054-282-1191

明日から同好会の展示

2018年8月17日 [CAT習作] [要素:, ]

今日は会場準備と作品展示に行ってきました。

まだ全部出ていないのでこんな状態ですが、当日には見応えのある作品が並ぶ予定です。50cmほどもある千手観音(制作途中)が中央にどーんと展示されてます(今日は写真撮り忘れてしまいました)。その台座の組み方ひとつ見るだけでも感動ものですよ。
同好会展示準備1
同好会展示準備2

私は3点セット(?)で出品。瑠璃観音とお付きの犬とお供え、をイメージして。お付きの犬はこんなにだらけてていいのか、ってね(笑い)。毎回思う事ながら6寸(白毫まで18cm 全長で25cmくらい)だと小さくて見映えしません…。
瑠璃観音と犬とお供え

犬の顔がうまくできなくて、実は全く納得いかない出来となっております。でもこれが精一杯かなぁ。中途半端に手を加えると余計おかしくなるので、もうここで諦めて出すことにしたのです。私の性格上、一旦区切りを付けたら興味を失うから、もうこれ以上彫り加えることはないでしょう。

会場では軽食やゲームのコーナーもあります。他同好会の能面や漆塗り作品もすごいです。是非お立ち寄りください。

【西部生涯学習センター夏祭り 仏像彫刻展示】
会場:静岡市西部生涯学習センター 静岡市葵区田町三丁目46番地の5
2018年8月18日(土) 10時~16時、19日(日) 10時~15時
入場無料
駐車場が少ないです。
私は19日10時~12時30分におります。

御神木

2018年8月7日 [CAT彫刻用品] [要素:]

富士山麓の御神木だったクスノキを譲り受けました。私用に少し分けてもらったらあとは、ぽちの和・木彫り同好会へ。これでmy仏(うちのコ)を思う存分彫っていただきましょう。

バンドソーで切るつもりでいたら少々高さがはみ出してしまい、機械に入りませんでした(うかつ!)。なので手作業でノコ挽きすることに。

色々考えたのですよ。この暑いのに汗だくでノコ挽きしなくてもいい方法がないかなと。高さをカットするとか、やりようはありました。でもそこでふと思ったのです。御神木として長い年月を生き抜いた体を切るのに「労力を使いたくない」なんて、この木に対して失礼だなって。それに、せっかくならこの大きさのまま届けたい。

もちろん、丸ごとかけられる機械があれば使いますよ。でも、ゆっくり時間をかけて丸太をノコ挽きする体験が一生に1回くらいあってもいいんじゃないかと思うのです。やるのであれば手間を厭う事なくかけましょうぞ。

横挽きだったらそんなに時間はかからないのだけど、これは縦挽きなのでなかなか進みませんでした。少しずつ切っては休憩し、匂いを嗅いで樟脳の良い香りを楽しみ、また切ってはクスノキの生きた時代に思いを馳せ。途中、お茶を飲んだりテレビを見(聴い)たりしながら、いつかは切れるとのんびり構えました。
御神木のクスノキ

昔の人って、こうして切ったわけですよね。もちろんもっと大きなノコギリで短い時間に切り終わったでしょうけれども。木材として認識して扱うとそれは単なる物質でしかなく、条件の良否ばかりを考えてしまいますが、こうして丸太に近い状態から手作業で切り出すと木の生きた証を感じます。生き物だったんだなって。それに木材のありがたさも身に沁みます。

これで平等院にある雲中供養菩薩のお地蔵さん(南12号)を浮き彫りしたいと思ってます。瑠璃観音の台座が終わったらね。一体いつになる事やら。

瑠璃観音 額に白毫入りました

2018年6月15日 [CAT習作] [要素:]

これで本当に完成です。今回も白毫(びゃくごう)は小さな水晶をはめ込んであります。小地蔵さんみたいに、何も入れず軽く彫り出すだけでもOKです。
白毫の入った瑠璃観音

でもこうして見ると黒く見えちゃいますね…。本には、白く見えるよう底面を白く塗ると書かれていたので白い紙を底に敷いてみたのですが、全然効果なし。先輩曰く「水晶の埋め込む部分をペンキで白く塗るといいよ」。

それと、今回は2.5mmの水晶を使ったのだけど2mmでも良さそう。私は大き目の白毫でも気にならないけど、本で見るバランスはもっと小さいので。

水晶の大きさを選ぶ時に、一応額へ当ててみることはしたのですが、白毫用の水晶ってすごく持ちにくい形なので、この形で当てて見てちゃんと確認するのは無理でした。なので次への覚書としておきましょう。多分、同じことを地蔵菩薩でも白衣観音でも思ったはずなのに、学習しない私でした(^^;