知識と実践は全くの別物

2019年3月27日 [CAT雑記] [要素:]

器のギャラリー光で禅の食事作法を体験できる会に参加しました。ガチガチの修行レベルな食事ではなくソフトに体験するものです。

1分間だけ全く私語無しで食べてみる時間がありまして。そうすると自分の食べる音が響くのです。修行僧はたくわんさえも音を立てずに食べるという話題をかつて某探偵番組でやっていたのを思い出しました。その時はテレビを見ながら「へー、すごいねー」と言っていたのが、実際にそれをやろうとして、それがいかに困難なことか実感しました。

知識として知っていた禅の作法に対する感覚と、実際にそれを行動してみて感じることとは全く違うものでした。きっと今の私にはそれが必要なメッセージなのでしょう。頭でっかちになる前に動け、ってか。
一汁一菜

それはさておき、食べることに意識を集中して全力で食べる経験というのは普段あまり無いように思います。今回の食事会は貴重な経験になりました。食事自体は普通においしいマクロビオティック(玄米菜食)で病み上がりにはうってつけの内容、おかわりもできて意外とお腹もいっぱい。「これ続けたらやせるねー(笑い)」という声も。

目の前の事に集中して丁寧に精一杯それをするのが禅の修行なんですよね。それが食事であっても歩くことであっても。ティク・ナット・ハン氏の言葉にもありました。今ここを全身全霊で生きるための手法であると。そんなことも思い浮かべながらの食事でした。

店主の恵子さんとも久しぶりに会えたし、思いがけず円空彫りの救世観音像も鑑賞でき、楽しい晩となりました。実はその前日まで扁桃腺が腫れてダウンしていたので、動けるようになって本当に良かったです。

知ってもらうこと、見てもらうこと

2019年3月25日 [CATshopのあれこれ] [要素:, ]

友人の主催イベントにて広報部隊を展示しようと準備し始めました。現時点で店頭へ「常設」展示して現物を買ってもらえる場所はありませんが、小地蔵さんこまりちゃんを見てもらうこと・私の活動を知ってもらうことは大切だと友人が配慮してくれまして。

常設展示即売をしない理由はこんなところです。

店頭へ長く置けば、直射日光に当たらずとも室内の光で日焼けして色が変わります。これはもう止めようのない事でして。日焼けした仏さんは買ってもらえる(=人の役に立てる)チャンスもなくなるので新しい個体へ交換…。

小地蔵さんたちは静かにじっと待っているのです。誰かのために働くその機会が巡ってくるまで。必要としている人からのお迎えが来るまで。そのための仏ですから。だから行き先が決まると本当にうれしそう
それなのに、仕事もないまま展示され色が変わったら後はしまわれた末にお焚き上げされて終わるなんて、そんなの仏さんに申し訳ない。せっかく薪から仏へと転身したのであれば仏として働かせてあげたい。
木取りの状態

要は物扱いしたくないんですね。また、表面を2mm削れば色は戻りますが形が変わります。最初の段階でベストな形にしているからそれもやりたくないし…。

故にできるだけ「在庫」(という認識も仏さんには失礼だけど)は作らず、湿度の低い場所で光を遮断して保管しています。真に仏として過ごせるその日が来るまで、行くべき場所へ行けるその日まで、外観の変化がないようにして。小地蔵さんたちはただ単なる飾り物ではないし、私個人の物でもない、まだ見ぬ誰かのための預かり物ということを意識しています。
携帯用合掌の小地蔵さん

もし店頭に出すなら見本という形で、注文後制作になるかなぁ。以前見た表参道の仏像ギャラリーの仏さん達はその後どうしているのだろうと思いだしたりします。あそこには素晴らしい作品が数々ありました。色が変わる前に全部売れちゃうのかな。
イベントで現物を見て買ってもらうことならできそうです。それは試してみてもいいかも。

まずは展示をしてみて、またその先を考えようと思います。本当にこれを必要としている人は宣伝しなくてもここへたどり着くと信じているから、仏さんと相談しながら進みます。

ちなみに、我が家の広報部隊は制作から3年以上経ってだいぶこんがり(笑い)してきましたよ。自分の物なら色の変化も味わいを感じます。このコたちはあちこち持ち出し、見てなでてもらうのに使っています。外観等「難あり」として商品にはならず残留決定した方々です。彼らも出先でお会いできることを楽しみにしています。

広報部隊+夫の小地蔵さん

広報部隊3体+夫の小地蔵さん

サーバ引っ越し完了

2019年3月22日 [CATお知らせ] [要素:]

HPデータ保管場所の引っ越しを何とか終えました。数時間で終わると思っていたのが予想外に、というか予想通りというか、つまづきまして。結局1日仕事になりました。

これで前より表示が軽くなっていることを期待します。

以下は引っ越しの際につまづいた部分です。誰かの役に立つかもしれないので書いておきます。

ワードプレスをインストールする時に、データベースの接頭語を前と違う物にしてしまって前のDBから運んできたデータを読み込めなかったり、.htaccess が邪魔してたり(記述内容と属性)色々ありましたが一番手間取ったのは管理画面に入れなくなったことでした。HPは表示されるしその他問題無いようなのにログイン画面が404エラーになります。結果としては、自分でワードプレスに入れていたセキュリティプラグインから締め出しを食っていたという(笑い)。

サイトURL等間違いなく.htaccessの内容や属性なども問題なく、404 Not Found だったら、セキュリティガードかもしれません。私は不正アクセス防止のために許可したIP以外にはエラーを返すよう設定してありました(そしてそれを忘れてました)。私のIPアドレスはしばしば変わるのです。前回ログイン時とは違うIPになっていたのでした。

自分で自分のセキュリティにブロックされていたかと思うとちょっと笑えます。何て優秀なセキュリティでしょう。

解決方法としては、FTPソフト等でセキュリティプラグインをいったん削除し、その後ログインしてみること。ログインできたら削除したものを再インストール、ログインできなければ原因は別にあり。ダッシュボードにログインしていればその後は締め出されることもないですから。締め出されても同じことをすればいいですけどね。

無事に完了できて何よりです。年々、複雑な事を考えるのが面倒くさくなってきているのを実感した1日でした。

HPが表示されない時間があるかもしれません

2019年3月20日 [CATお知らせ] [要素:]

明日、サーバ(HPのデータ保管先)を引っ越します。それにあたり、HPが表示されない時間があるかもしれません。しばらく経てば表示されるようになっているはずですので、もし見られなかったら1日置いてみてください。

筆ペン書きの手紙

2019年3月19日 [CAT雑記] [要素:]

今週末は器のギャラリー光で一汁一菜の禅企画に参加するのですが、それを前にこんなお手紙をいただきました。
器のギャラリー光の手紙

宛名も筆ペンで書いてくれてます。この字がすごく好き。店主の恵子さんが書くんだって。こんな才能があったとは知らなんだ。隠してたな。

こういう、心をかけてくれたことの分かる手紙ってもらうとうれしいです。私は細筆が苦手なので(だるま筆が好き)これはできないけど、封筒はできるだけ手作りしています。美しい風景写真のカレンダーを毎年買ってまして、あまりにきれいなのでそれを使って。
カレンダーリサイクル封筒

もらう人によっては、再利用であること・お金をかけないことに対して不満に感じる人もいるでしょうけれど、そういう人には出さない(というかそういう友達はいない)から大丈夫。手間と心をかけて、自分が感動するほどの美しさをお裾分けしたいと思う気持ちを理解してくれる人に出すから。

小地蔵さん・こまりちゃんを買ってくださった方にももう少し何か、感謝の気持ちを伝える送り方ができたらなぁと思っています。

器のギャラリー光で21日から31日まで開催される木の器企画展、詳細は下記画像にて。
木の器展

犬の形をした仏さま

2019年3月18日 [CAT自分で作る仏さま] [要素:, ]

木彫り同好会の会場となっているぽちの和の看板犬ぽちさん(オンナノコ)がこのお正月に、とうとう旅立ちました。17歳8ヶ月。

松原さんは今、ぽちさんの姿を木彫りで表現しています。その彫る様子が、心に沁みました。手の中に大切に大切に包み込み、亡き者を思いながら、泣いたり笑ったりしながら、少しずつ彫っていく。それは遺された人の心にぽっかり開いた穴を少しずつ埋めていく作業であると思います。亡き者が与えてくれた愛で。
ぽちさん

この像を見て、ああ、ぽちさんだ…と思いました。形ももちろんですが、それだけでなく像から湧き上がる穏やかで温かな何かが、ぽちさんなのです。ここにいるんだな、と感じました。

前にも書きましたが、「仏」の形が仏像の形状とは限りません。神仏は全ての物に宿るから。だから彫り始める前の木片だって「今から仏像を彫るぞ」と思えばもう既にそれは仏さまだし(宗琳さんの言葉)、動物の像が仏さまであることもあるでしょう。

自分の仏さまを持つことで救われる人もいます。もし可能であるなら、自分で自分のために何かを作ることはより大きな救いになるはずです。春の彼岸を前に、そんなことを思いました。

木の器企画展

2019年3月14日 [CAT雑記] [要素:, ]

器のギャラリー光(こう)では来週21日から31日まで木の器展を開催するそうです。「禅の器で一汁一菜」と題した食事会もあると知って申し込みました。天桂寺のお坊さんのお話+有城利博さんの満つ椀+一汁一菜の食とのこと。面白そう。
木の器展

普段は陶器の器を展示販売しています。日月火の営業だったかな。詳細はHPでご確認を。企画展期間中は毎日オープン。

裂き織ランチョンマット完成

2019年3月12日 [CAT趣味の手作り] [要素:]

こういう柄って、本当にセンスが出るんですよ…。織りながら頭を抱えた私でした。辛子色と紺のチェックに至っては、危うく鬼太郎のちゃんちゃんこになるところで。危ない危ない;;
裂き織ランチョンマット

悪くはない。けどピンとも来ない。そんな風に感じます。

養護施設の方が織ったさをり織り(布でなく糸で織った自由な織物)のチェック柄コースターをもらったことがあって、それがとてもきれいなのです。頭でなく心で織るのでしょうね。その感性の鮮やかさと美しさにため息が出ました。私のはかなり頭で計算してます…。

そういえば、結局自分の布はほとんど使わず先生からいただいた布ばかり使っていました。さて次はマフラー。先生が植物で染めたシルクの布を使います。何てぜいたく!とてもきれいな色で、見るだけでうっとりします(布を見るのが好き)。このまま使いたいくらい。植物でこんな華やかなオレンジに染まるなんて。隣の黄色は優しい和の色合いです。
マフラー材料

シルクは着物の裏地などを解いたものですが、古い着物は布がしっかりしていてきちんと裏地が付いていて、今の物より豊かさを感じるのだそうです。それに加えて手染めですからね。我ながら良い教室を見つけたなと思います。

女3人寄れば…

2019年3月11日 [CAT雑記] [要素:]

裂き織の教室は100%女性です。一方、仏像彫刻は男性80~90%。年代的には似たようなものかもしれません。先日、裂き織の翌日が仏像彫刻で、あまりの違いに可笑しくなってしまいました。

女性は3人集まるとおしゃべりがノンストップになります。その日の裂き織教室も女性4人でした。先生ともう2名の生徒さんは同級生だそうでパワフルな方ばかり。でも私、人の話を聞くのは好きなので、時々口をはさみつつも聞くことを心置きなく楽しみました。

翌日の仏像彫刻は、今回は女性が2人も増えたのですけどほぼ男性。おじさんってさ、10人集まっても静かなんだよね。

だけど、どちらもそれぞれ楽しくて、面白いなぁと思います。中身がおっさんな私はおじさんばかりの中にいても違和感を感じませんし、女性ばかりの裂き織教室では何だかとっても新鮮に感じます。

さて、話変わって今日は3月11日。昨日から日本中が息苦しく重たい空気に覆われていましたね。前夜・直前というのが最も苦しい時間だと思います。そんな日本に、瞑想しながら光を送りました。というより地球丸ごと観音様の白い光で包むイメージ。
自分用白衣観音 顔

大切な者を亡くした人々が、天に還った魂と共に在ることを感じられますように。日本が、世界が、生きとし生けるもの全てがそれぞれに幸せでありますように。

何故いつまでも指先が痛むのか

2019年3月7日 [CAT雑記] [要素:]

病院で検査するも、骨にも神経にも問題なし。なのに何故、怪我から5ヶ月近く経ってもまだ指先が痛いのか。しかも、あまり痛くない時もたまにあったりして痛みが一定じゃない。なんでやねん。
医者は答えてくれませんが自分で見当をつけて納得いたしました。もしかしたら誰かの役に立つかもしれないので書いておきます。

まずは指先を見ればわかるかも。こういう写真が苦手な人も多いみたいなので見たい人はクリックしてください。

新しく生えてきた爪は変形していて指にきつく食い込んでいるのです。この爪の先に圧迫されて痛いのだろうと考えました。実際、爪が伸びてきて正常な位置に近くなるほど痛みは和らいできました。完全に生え変われば、あるいは変形がなくなれば、痛みも消えると期待してます。

ちなみに爪の右半分はまだくっついています(写真でも奥にちょっと見えてます)。痛めたのが左側の指先だったために左だけ爪が切れました。指先の右側に痛みはありません。

そして問題はもう一つありまして、指先をかばって関節の位置で物を持ったり力をかけたりしたため、節の部分・腱鞘(けんしょう)が腫れて肥大して腱鞘炎を起こしました。これはこれで手当てをしていて、指先の痛みが取れればそれをかばう必要もなくなるのできっと治るだろうと思われます。もうかなり良くなってきております。

指先は仕方ないとしても腱鞘炎は生活の仕方で避けることもできたはず。私は治りかけてはまた痛めることを繰り返してしまいました。
慢性的にこういう疾患を抱える人は体全体に力が入って常に力んでいる場合が多いのだそうです。いつも緊張状態で暮らしているんだって。何かを握りしめるような生き方はやめましょう、と腱鞘炎で検索したサイトに書かれていて、ちょっと胸にこたえました。