越智章仁さんのピアノ

2018年7月27日 [ CAT 雑記] [要素:]

過日のハイホームス式典で、越智章仁さんがピアノ演奏をされました。その静かな音が私には非常に強く心に残りました。

彼は即興で弾くのだそうです。だからひとつの曲が演奏するたびに変化していく。先週の曲もきっとそうなのでしょう。私は、まるで「生理食塩水みたいな」音だと思いました。

なんで生理食塩水かって?情緒もへったくれもないですね(^^;

生理食塩水は細胞に含まれる水と同じ塩分濃度で、傷を洗っても沁みません。摂れば体内にすっと浸透し行き渡ります。例えどんな清水であってもただの水ではそうはいかない。越智さんのピアノには、ごく自然で速やかな浸透性を感じました。頭でどうこう考えるのでなく無意識の領域にすっと沁みこんで心を微振動(大きく揺らすのではなくかすかに静かに振動)させるような音だから「生理食塩水」と表現してみたものです。

で、いつも思う事ですが、何かの素晴らしさを強調して表現するにあたり例えば「ダウン症の」とか「盲目の」という冠は無粋でしょう。そんな言葉がなくても素晴らしい音であることに変わりはなく、その価値に変わりはないのだから。誉めるつもりで使ったそういう冠言葉が実は差別していることになるのは、意外とよくあることです。気を付けよう。

越智さんのピアノ、機会があればぜひ聴いてみてください。それにしても杉村前社長って、色んなつながりを持つ人ですね…。

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