工芸品をたのしむ 掛川二の丸美術館

掛川駅すぐ北側にある掛川城の二の丸美術館で、所蔵コレクションの中から工芸品を選んで展示しています。今やっているのは、小さくて美しい日用品小物の展示。ただ小さいだけではないのです。細部までしっかり作りこんだ精密な細工が施されています。もろに私好み。

世間には根付愛好家が結構いると聞いてはいましたが、実際に根付を見ればそれも納得。全方向からの観賞に耐えられるようどの角度からも完成度の高い状態に作られていて、しかも洒落が利いてます。今回はそれを手に取って眺められるようになっていました。針先ほどの小さな足爪はどうやって彫ったのだろうとしげしげと見入ってしまいました。

掛川二の丸美術館 根付

小さなマッチ箱サイズ

江戸時代に、北極海で生息するイッカクの角(牙)が輸入されていたことに感動。根付はその材で作られていました。それを獲っていた人たちはどんな装備だったのでしょう。日本までどんなルートで届いたのでしょう。

印籠はさすがお家の名誉を背負った逸品、という感で、美しい蒔絵などで飾られていました。煙草入れやきせるなどもあり、どれも日用品としての使いやすさや耐久性に加えた美しさと洒落でありました。

掛川二の丸美術館 印籠

パンフレットより

展示自体はこぢんまりとしたものですのでこれだけを見るために掛川城まで行くのはどうだろうと思いますが、観覧料200円でもあり、もし近くへ行く予定があれば寄ってみても損はないと思います。4月15日(日)まで。周辺はのんびり散策できるよう整備されていました。駐車場は有料ですけどね。割引とかあればいいのに。

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