松久宗琳佛所 仏教美術展 2017 所感

2017年11月13日 [ 雑記] [ ]

本当に大規模ですね。これだけの教室がこの佛所に敬意を持って集うのだからすごいものだと思いました。

私にとってのピカイチは宗琳さんの吉祥天。会場となった博物館にいる間に5回は見ました。美しいというのがぴったりの像です。写真集で見るより何倍もきれいで魅力的。ものすごく引き込まれる姿でした。

宗琳さんとその娘の佳遊さん(佛所現所長)の大きな大日如来が並ぶ光景も壮観でした。それぞれに個性があって良さがあって。また、宗琳さんの父であり師である朋琳さんの作品は全く違う魅力で、感性の人って感じ。

あと、櫻井覚山さんの作品に見入ってしまいました。多分、その近くにいらしたのがご本人だと思うのですが、見た目は普通のおじさんです(ごめんなさい)。でもその心からは慈愛が滲み出ているのだなと、作品を見て思いました。「いつくしみ」(慈母観音)という赤子を抱いた観音像でしたが、得も言われぬ愛情深い表情で、情緒豊かに赤ちゃんへの慈しみを表しており、宗琳さんの吉祥天とはまた違った美しさでした。こちらも写真より実物がずーっと素敵です。

本当に、自分の中身が滲み出るのだとつくづく感じました。ある意味、恐ろしくもあります。

こういう作品展を見ると、技術以上に訴える魂のようなものを感じます。仏像彫刻は上手い下手ではないんですよね。大事なのは心。教室の先生もよくそうおっしゃってますしね。またこれからも目一杯楽しみながら彫っていきたいです。

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