おしょうろ様

2017年7月20日 [ CAT 雑記] [要素:]

実家ではお盆に帰ってくるご先祖様方をおしょうろ様と呼んでいます。多分、漢字だと精霊流しの「精霊(しょうろう)」と同じだと思います。ただ、長崎の精霊流しは初盆の行事らしいですが実家のおしょうろ様はご先祖様全体を指していました。

お盆が終わる日は朝早く海へ行って供物や飾りを燃やしながら(砂浜に穴が掘ってあって集落の行事となっていた)、おしょうろ様を見送りました。その行事についていくと仏壇に供えられたお金をもらえるので私は毎年5時起きしておりました。

また、おしょうろ様は海から来て海から帰っていくと信じられていたのでお盆時期は海へ入ってはいけないとされていました。

実家は、古くから今の土地に暮らしてきたということで何十人ものご先祖様を祀っています。子供の頃、祖母に尋ねたことがありました。
「ご先祖様、そんなに沢山いたらお墓が(魂で)いっぱいにならないの?」
私の頭の中ではお墓の中がご先祖様でぎゅうぎゅう詰めなのでした(笑い)。祖母はこんな風に答えてくれました。

人は死んで50年経つと地の神様となりお墓から抜けるから、お墓がいっぱいになることはないんだよ。死後50年は人(亡き者)として、その後は敷地を守る神様として、末永く子孫を見守ってくれるんだ。

子供心に、うまくできてるなぁと思ったものです。

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