本質を突く

2017年6月18日 [ 雑記] [ ]

NHK 100分 de 名著、今月は「維摩経(ゆいまぎょう)」という仏典だそうで、聖徳太子が日本で初めて作ったのだと解説されています。私はたまたま第2回の”「得意分野」こそ疑え”を見て、非常に興味をそそられました。

その分野での第一人者に対し、その人の最も得意とする事柄に投げかける「独りよがりになってない?」「それって単にあなたの考えでしょ?」「それでホントにいいの?」という維摩(都市に住む一市民)の問いかけが、まさにその事柄の本質を突いていると思いました。

第一人者だからこそ陥るのであろう罠。他者を助けるために始めたことが、世間に認められ持ち上げられていくうちに、いつのまにか自分の固定概念を押し付け自分のためだけにやっている事となってしまっているという…。今の仏教も聖徳太子時代の仏教もきっとそうなのでしょう。だから聖徳太子が維摩経により根底から揺さぶりをかけたのではないかと思いました。

解説の釈徹宗さんの読み解きもきっと深いのだと思います。宗教学者かつ僧侶である釈さんの著書も読んでいますが、とても面白かったしためになりました。

仏教に対して特に興味があるわけではないです。私が興味あるのは宗教ではなく、物事の本質に対してです。それを追求するための手段のひとつとして宗教もあるのだと認識しています。

維摩経の読み解きは、他者の役に立ちたいと思っている方にはきっと有益な内容だと思います。もちろん私自身も。常に本質を見つめながら、生きる方向性を見極めていきたいから。第4回の「あらゆる枠組みを超えよ!」なんて、タイトルを読んだだけでワクワクします。

尚、放送は月曜の夜、再放送は水曜日。もしかしたら第2回の内容がたまたま自分の興味に合っただけかもしれませんが、次も見る予定です。

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