利用者のその後

2016年10月12日 [ CAT 小地蔵さん] [要素:]

試作品を受け取ってくれた友人知人の皆さんがその後、どんな風に小地蔵さんと関わっているのか。そんな話です。

そのほとんどは日常生活のお守りとして使ってくれています。その中には「子供の受験時には本当に助けられた」という声も複数ありました。これは親が追い詰められた気分になったら小地蔵さんをぎゅっとしながら「何とかなりますように」と仏頼みし、親自身の気持ちをなだめたのだそうです。「なでることで少し気が治まった」という言葉も。小地蔵さんが〇〇校へ入れてくれた、というのとは違いますけどね。
お雛様風

ペットの看取りに使ってくれた友人は2人。そのどちらもが同じことを言いました。
「本当は棺に入れてあげるつもりだったのだけど、いざ亡くなったらあのコの代わりに小地蔵さんにいてもらいたくなって、今も家族を見守る場所に安置している」
最初の1体 お骨と共に

この手で触れて存在を確認できるというのは、私たち人間にとってはとても大事なことなのだなぁと思います。家族の一員であった動物の肉体が消えてしまった今、その代わりになでることのできる小地蔵さんというのはそれまでと違う新たな役割を与えられたのかもしれません。

私がこの活動を始めるヒントとなったのは看取り・死別ではありますがそれは、生きている者のより良い人生を願ってであります。遺る者は生きていかなければいけません。日常を暮らしていかなければなりません。その中で少しずつ死との折り合いをつけていくのだと思います。その過程で、心を落ち着かせる手段があるとスムーズかなと思います。

だから小地蔵さんは棺に入れてやってもいいし、入れずにそばに置いてもいいのです。別に看取りでなくとも今を生きるのに活用されることが私の意図なのです。好きなように使っていただきたいと思っています。もっと言えば、私の作品である必要もありません。その人に合った手段が見つかればそれでいい。
J's小地蔵前

つい先日、人生の荒波にもみくちゃ(泣き笑い)にされている友人から便りがありました。小地蔵さん大活躍だとか。友達の役に立てて本当にうれしく思います。

利用者の皆様、「こんな風に使ってるよ」という話をぜひお聞かせください。できれば写真付きで(笑い)。

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