変化する仏像

2015年11月28日 [ 小地蔵さん] [ ]

かつて、友人宅の猫が「死を視野に入れた」生活に入ったことをきっかけとして小さなお地蔵様の制作を始めたことを書きました。その時点で目的や信条は今と同じものが出来上がってはいたものの行動に移すことができずにいた私が、目的に向けて動き始めるスタートとなった最初の1体です。

その友人が写真を送ってくれました。
最初の1体 お骨と共に
最初の1体 おだまき地蔵

台座なしで贈ったのだけどこんなに可愛い敷物を設えられて幸せなお地蔵さまだと思いました。亡き愛猫のカラー(首輪)も掛けているのかな。そして不思議なことに、顔が変わったんですよ。私が作った時より穏やかで柔和な表情になっています。哀しみは深くとも猫との暮らしは豊かな時間だったのでしょう。

心の休まらない日々を受け入れて少しでも穏やかに過ごせたら、きっと逝く方も安心して旅立てると思うのです。看取り期のお守りという役目を終えた小地蔵さんを収めてやるもよし、新たな役目を与えてやるもよし。

ちなみにこれは水戸川櫻華さんの「はじめての仏像彫刻―おだまき地蔵から誕生仏まで」に載っているおだまき地蔵。とっても可愛いのです。他の掲載作品も愛らしい物ばかり。おだまき地蔵なら彫刻初心者でも時間をかければ本を見ながら作れると思います。頭を丸めるのが一番大変でしょうけども。水戸川さんの教室ではおだまき地蔵の制作も指導されているようですから、近くの方は通って作るのも良いのでは。

※初心者のおだまき地蔵制作に関する記事も併せてどうぞ。
自分で彫ればプラスアルファがある

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